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幻日記

お絵描き&ゲーム制作好きの ひとりごと日記

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幽霊よりも不可解な存在

才能…。
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世の中秀才と天才が居ます。
自分として解釈の仕方は…秀才は努力して偉くなった人。天才は生まれつき持った能力。
脳で言えば左脳が秀才、右脳が天才。
音楽で言うと相対音感は努力しても見につきますが絶対音感は幼少の頃に鍛えておかないと
どうあがいても一生身につかないので天才に近い気がします。
(解る人には解ると思うけど色々と条件が厳しいので)

こんな話を聞いたことがあります。
秀才は天才に打ち勝ちやすく、ふつう天才より秀才が勝ちやすい。
しかし本当に優れた天才には、どんな秀才でも勝つ事が出来ない。

秀才は努力家。誰にでも成れるけど根性、執念が必要。
天才は運が良いだけ。成るのに何の努力も要らない。しかし自分の意思では成れない。

何となく天才の存在が怖くて仕方がないのは自分だけでしょうか…?
電子機器も無かった時代に今も尚語り継がれる曲を作ったベートーヴェンが怖くないですか?
理屈がない、不可解な存在、解らない生まれ、生き物らしくない、そんな感じがします。

このイラストの少女は自作ゲームで出てくるキャラクターです。
秀才でなくやや天才タイプのキャラです。天才なのは頭脳だけでは無いですが…。
意外性を突いた「天才」にふさわしい幽霊よりも意味不明な存在です。
一つの事に抜きん出すぎて他の部分がバカになって
傷だらけに成っている点も天才らしい設定にしたつもりです。

自分の尊敬する人物は天才と秀才を掛け合わせた天才を超えた意味不明な存在で
非の打ち所が無いというか、弱みを一切持たない人物なので彼の武勇伝を聞くたびに
本当に人間かどうか疑ってしまいます。彼の作る物語はとても落ち着いてほのぼの系ですが、
自分にとっては彼の異常な才能が怖くて仕方ないです。
彼の作品に「理解出来ない程良すぎるモノを『鬼』として見立てた」
というような話があった気がしたのですが、まさしくソレです。
人は一つでも弱点がある筈なのですがあの人には無いような気がしてなりません。

本当に意味が解る人は…幽霊よりも、狂った人間よりも、死体よりも、もっと怖いものだと解る筈。
死後の世界が解らず怖がる心理に近いかもしれません。
イラストが全体的に怖くなってしまったのはそんな理由かも。

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