イラスト 2011/03/01 水音さん pixivのイラリクで今回は華桜さんからオリキャラの水音さんのご希望がありました。 以前華桜さんの紅伊奈お姉さんを描かせていただいたのですが 華桜さんの鋭いキャラクターデザイン力、色彩感覚から生み出される キャラクターは版権、創作共に とっても魅力的です! そんな華桜さんの水音さんを描かせていただきました。 完成はこちら。 Photoshop加工前はこちら↓ 個人的な解釈かもしれませんが華桜さんの描かれた水音さんを見てて スラりとしたスレンダーなお姉さんに見えたので 手足はかなり長めにしています。 ほかにキャラクターの前後にある雨は邪魔に思えたのでPhotoshop加工時に だいぶ透明度を下げるはめに。 以下からIllustratorでのキャラクターメイキングです。 (今回もPhotoshop加工の部分は省いてます。ゴメンちゃい) まず準備段階から。 アートボードの外側(画像参照)へ参考資料、あと必要なメモも描いておきます。 他にも参考にした画像がたくさんあったのですが大人の事情で載せられません(つω・) 人形作りからスタート。 最近は頭身の高いキャラを描く場合は人形作りから初めています。 ここでは基本的にはペンツールは使わず 極力基本図形を組み合わせて変形させていきます。 あと関節のある部分(腕、足、頭)は伸びきった状態で作成します。 「意味が解らん」という方は次の画像を見て下さい。 これが関節が伸びきった状態(指の辺りは省略していますが)。 最初に関節が伸びきった状態で作ることで手足の長さが調整出来ます。 手足は普通の人間より大分長め。 ポーズをとらせるとこんな感じです。 次は顔をかくどー 手前側の目を描きます。 ここでもペンツールは一度も使わず。 基本図形とパスファインダを利用して描いてます。 左側へ反転させてコピー。黒目部分を修正したりパースをつけると上のような状態に。 人形を具体化します。 筋肉、脂肪、骨格によって生まれる凹凸を意識して変形。 大体出来たら次に髪の毛を描いていきます。 前髪部分から描いていきます。この辺りから本格的にペンツールが必要。 「矢印 - 基本」のブラシを利用して描いています。 一つのフサずつ太さを変えると立体感が出ます。 色は後で決めるので今は適当で構いません。 髪の毛はの殆どは先ほど紹介した方法がメイン。 ここでもおんなじだべ。 髪の毛はこれで完成。 これから他のパーツの作成に移りますが 何度も髪の毛部分を微調整していくことになります。 大事な部分を先に描いておくと 後から微調整する機会が増えるのでオススメです(・ω・)b 帽子の部分。やや特殊な形をしています。 これは実は今までに無いぐらい描き方に迷いました(つω・) 自分はデッサン力が無いので手描きで描くと確実に変になるので 「いかにパソコンに描かせるか」で悩みました。 ちなみにこうやって描きました。スペースの問題で専門用語だらけですが 見たい方は上の画像をクリックでお願いします。 こうして水音さんが完成!このあとヘビのぬいぐるみを描きました。 あとは背景を描いて加工するだけです。 ちなみにヘビのぬいぐるみの舌部分。微妙にワープツールを利用してたり…。 こんな感じでメイキングはおしまいです。 今まで描いたメイキングと大して手法は変わってないかなぁ。 被ってるところも多かったかも。 今回描かせていただいた水音さん。 実はイラリクを受ける前から描かせていただこうと考えてました。 本当はもっと絵が上達してから描かせていただこうと思ってたけど 自分の事だから忘れてたかもしれません(つω・) 良い機会を与えて下さってありがとうございます! 華桜さんリクエストありがとうございました!