イラスト 2011/08/10 デザインと著作権 グラフィックデザインに関する話題です。 ややマジメなお話。最近なんかマジメなお話ばっかりでスミマセン。 就活中だからなのかな。 ちなみに「就活」って知らない方もいるかも? 「就活」は「就職活動」の略。就職しようと頑張る活動のことです。 入社したい企業を調べたり自己分析をしたりします。 大学や短大では学生生活の後半(3年生あたり)から始まります。 今月のMdN(2011/09/No.209)を読んでいて一番目を惹いたのが 「デザイナーが押さえておきたい仕事の効率&整理術」に書かれていた著作権に関する話。 書かれていたことの重要な点を挙げてみると ・他人の写真をトレースしてイラストを描くのは著作権侵害にあたる ・日本では著作権は基本的に制作者の死後50年まで。しかしアメリカやヨーロッパでは 制作者の死後70年とされている場合が多いので注意。 ・「自分がされたら嫌なことは相手にもしない」ことが最も大事 自分は普段からもっぱらpixivに二次創作のイラストを載せていますが 著作権に関しては疎いほうです(つω・) 一応使用する素材は使用報告が必要なものなのか、商業的にも使えるのかなどは 調べていますが、それ以上の事は知らなかったり。 MdNで取り上げられていた事件の一つに「パロディ事件」が紹介されていた。 Wikipediaの説明を見る限りでは… 「マッド・アマノ(天野正之というデザイナー。パロディー作家)が フォトモンタージュ作品「SOS」を作成、出版した。 その一部が「週刊現代」の中で紹介されたものの、 アマノ氏の作品の中に白川義員という写真家が取った写真 (アルプスのスキーヤー&山の写真)が無断で使われていた事が解った。 勝手に写真を使われた白川氏は「週刊現代」の発行元である「講談社」を抗議。 結果的に講談社は使用料として50万円払う事になった。 そのあと白川氏はアマノ氏に著作者人格権侵害として抗議することになる。」 …な感じ。どうも有名な話みたいですが全く知りませんでした。 この事件について見てて思ったんだけど 著作権違反をしたら違反された側、違反した本人だけじゃなくて 思ってる以上に様々な人に迷惑をかけてしまうこと。 この場合だと講談社にも凄い迷惑かかってしまってますよね。 あと雑誌に作品を紹介してもらえる程の高レベルの人でさえ 著作権違反で問題を起こしてしまう点にもビックリ。 著作権違反はプロでもアマでも関係なしに起きてしまうものなんですね。