ジャグリング 2008/11/08 ヴォルテックスについて 今回書き込むのはジャグリングの一種「ポイ」の技解説です。 今回解説するのは「ヴォルテックス」。 ヴォルテックスはポイを腕に巻いて逆回転にするという特殊な技です。 回転はセイム(両方同じ向きの回転)のスプリット(片方のポイが半回転遅れ)です。 見た目は徐々にポイの間隔が狭くなりながらポイ同士が近づいていって ポイ同士がぶつかったかと思うと急に逆回転になり離れていくので 普通のポイにしてもグローにしても見た目はかなりカッコイイと思います。 「スパイラル」と言う名前の見た目が全く同じ技があったのですが何か違いが有るんでしょうかね? 自分は勝手に片手にポイを巻いて回す技をヴォルテックス、両手に巻くのをスパイラルと区別してます。 技は右回転の時、左回転の時共に2種類で合計4種類の派生があります。 ●左回転の時右手に巻く、右回転の時左手に巻く派生: 普通のヴォルテックスは皆これなんじゃないでしょうか? 腕に巻くタイミング比較的簡単です。 最初はこれで練習した方が良いと思います。 ●左回転の時左手に巻く、右回転の時右手に巻く派生: 巻かない方の手の位置が少し変な位置にくるので難易度が高いです。 5ビートウィーブが平気で出来る人ならコツが掴みやすいと思います。 自分は最近までずっとどっちの回転でも右手に巻いてました。 右回転の時かなり違和感があったのですが左手に巻いたら良かったんですね…。 ●初めて練習する人へ…: ウィーブ、ウエストラップ(前)が出来ないと練習しにくいので注意。 右利きの人なら最初は自分から見て左に向かって前ウィーブをして、 途中からウエストラップ状態に変えて右手に巻くパターンが一番楽なのでオススメです。 最初は手にうまく巻くのが大変かと思いますがすぐコツは掴めます。 ポイの回転の向き、速さによって成功するか失敗するか大体決まる気がします。 特に両方のポイの回転の速さがバラバラだと失敗しやすいので注意です。 ポイが腕に巻きついていってポイのボール部分が腕にぶつかったら腕を捻って 逆回転にしましょう。タイミングは少し遅いぐらいが丁度良いと思います。 ●全然出来ない人にヒント…: ポイの技は殆どが紐が短いほど楽なんですがこの技は例外で 紐が長い方が楽です。あと重いポイのほうが楽です。全体的に動きがゆっくりになります。 ナランハの「ベーシックポイ」ぐらいの軽さだと軽すぎて結構大変です。 使っているポイが軽いなら重りを中に入れたり靴下を巻いたりして重くしましょう。 お金をかけなくても工夫しだいで重く出来るはずです。 ちなみに重ければ重いほど腕をひねって逆回転にするタイミングの時間が長くなります。 軽いポイに比べて異常に遅いタイミングで腕をひねっても技が成功します。 以上 三流ジャグラーワリマルのヴォルテックス講座でした(´・ω・`)ノ