本、マンガ 2009/09/02 ソウルで新婚生活-漫画と言えど侮れず 海外とのカルチャーショックが楽しめる漫画が好きです。 特に外国の方と結婚して奥さんが日常を漫画を描いている…というパターンが好きです。 トニーさん、オグリさんの「ダーリンは外国人」シリーズを今まで読んでて面白かったのですが 最近は「ソウルで新婚生活」というこれまた少し前の漫画を呼んでいます。(5年ぐらい前の作品?) 中を見てたらこんな感じの絵↓ 内容は韓国で韓国人の夫を持つヨーコさんのお話。 この手の本は話の内容も勿論好きなのですが実は絵の描き方がかなり好きです。 個人的には左上のコケてる時の描き方なんかが最高です(´・ω・`)b オグリさんの絵の描き方も好きで何かと参考にしてる時もあります。 大学で韓国の文化について少し学んでいたのである程度知っていたのですが かなり細かい部分も書かれていたので凄い為になって面白いです。 今までの自分の韓国の印象は ・日本と比べて寒い ・食べ物は醗酵、混ぜ物が多い ・食べ物は辛くて冷たいものが多い ・箸が日本の物より重い ・儒教の影響がかなり強い ・儒教の影響で家族(血縁関係)を重要視する ・儒教の影響で上下関係がハッキリしてる ・着ているものにこだわる ・床暖房の設備が凄い ・同姓同士の接し方が日本と違い(男性同士が腕を組んで歩いてることも) …という感じだったのですが ・アジュンマ ・修羅場と化するバス ・アジアの中のラテン系 ・時間に厳しい ・何事も早い ・人間カーナビ 辺りは知らなかったので驚きました。 ネットでも友達間でも韓国は嫌われている傾向があって残念ですが 読んでて凄い良い国だなぁと思いました。 自分は以前から韓国は嫌いだとかいう感情は一切沸いたことが無いのですが 「日本を嫌っている」と言う点で怖い印象がありました。 (あと儒教の影響で女性の扱いが酷いという話を聞いて怖かった) 普段ヨーロッパばかり関心が行ってアジアはあまり興味がない自分なのですが 韓国に関する情報が沢山身について良かったと思います。 以前にも書いたと思うのですが物事を一方的に否定するには それなりの覚悟か理由が要ると思います。 なので自分の中では「憎い国」だとか「嫌いな国」というのは無いと思います。 中国、韓国をなんとなく否定したり周りが否定しているから合わせると言うのは その国にかなり失礼な気がします。そして何より自分の国を傷つけている気も…。 引越しおばさんの件や中東のイスラム教の件が一番いい例だと思いますが 嘘の情報や悪い方向へ着色された情報、 特に悪い部分だけを取り上げた情報には気をつけたい。 松岡修造さんも書籍で「『アドバイスはなんでも聞いておかないと損』は間違い。」 と述べていたのですが、集めた情報を信じるかどうかは最終的に自分で決めるしか無いのですね。 他人任せだと後々失敗したら後悔するものの反省できませんからね。