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幻日記

お絵描き&ゲーム制作好きの ひとりごと日記

写真素材集のご紹介

Photoshopで写真加工、テクスチャ加工に使えそうな写真集を新たに買いました。
今回はその写真素材集をご紹介するマニアックなコーナーです。
今後これらの本を使うのが楽しみだわ。




乙女のキッチン素材集(インプレスジャパン)¥2,600-:

●収録内容:
約1500点収録されている。(自分のPCでは1508点です)
①食材(食べ物系全般。調理前の生肉、魚など)
②野菜&果物
③キッチン(フライパン、まな板、蒸し器などの調理器具)
④テーブルウェア(茶碗、コップ、フォークなどの食器)
⑤スイーツ
⑥外ごはん(おでん、ファーストフード店にありがちな食べ物)
⑦アイコン
⑧フレーム(意外と写真系が多い。ベジエのEPS形式のモノもあり。)
⑨フォント(『フォント』と表記されてるけどFontデータでは無いので注意)
⑩パターン(写真素材はない)
⑪バックグラウンド
ラスター形式のデータに関しては350ppi

★よいところ:
食べ物に特化した素材集。
いちおう食べ物だけの素材集であればクオリティの高い
データクラフト社の「素材辞典」などがあります。
けど、どうしても価格が高いので手が出せません。
そんな中2,600円という低価格でこれだけ沢山の食べ物写真があるのは驚きです。
おでんの写真素材まで入ってたので笑いました。
写真素材だけでなくイラスト素材の
アイコン、フレーム、フォント、パターンも収録されてます。

▲わるいところ:
EPSデータと写真データが同じフォルダにあるのでファイル整理がやや大変。
あとなぜか画像の大きさが小さいファイルがいくつかあります。
もう少し整理されていれば使い易いかも。
食べ物写真の種類が豊富すぎてこうなってるのかもしれません。
あと背景素材がpngとjpgで解像度が全然違うのは何でだろう…。
あと、本には「3000点以上収録」と書かれていますが、
これは「3000種類以上収録」ではないので注意。
実際は1500種ぐらいです。(それでも十分多いけど。)




花と雑貨の素材集(SoftBank Creative)¥2,800-:

●収録内容:
全768点収録。
①花・切り花
②アンティーク雑貨
③花と雑貨、花のアレンジ
④背景、罫線
⑤その他(飲食店のメニュー、手紙に使えそうなデザイン済みのデータ)
全て350ppi。

★よいところ:
上記の「乙女のキッチン素材集」とは逆に丁寧な作り
JPG形式のファイルは切り抜きパス付きなので
Photoshop、Illustratorを持っていればPNGでなくても簡単に透過できる。
あと個人的に協力した店、作家の情報まで詳しく書かれているのが嬉しいです。
こんなことするのSoftBank Creativeだけですもんね。
「テンプレート」って素材も初めて見たのでビックリしました。

▲わるいところ:
個人的には特に悪い点は無かったのですが、一応補足。
作家さんの手を借りて、この本が作られているのもあって
一部の素材は既に完成された「作品」が素材として収録されています。
なので使用用途が限られてしまうかもしれません。
その素材には作品のセンスや世界観が含まれているので
気に入らない人がいるかも…。自分は大好きですけども。




私の文具箱(SHOEISHA)¥2,300-:

●収録内容:
全842点収録。
①大切な小物たち(カギ、ボタン、小ビン、押し花など)
②ラベル、タグ、イラスト
③古い手紙、スタンプ
④タイポグラフィー、ライン
⑤古い紙
ラスター形式のデータに関しては350ppi。

★よいところ:
JPG形式の画像が収録されていないのでファイルの取り込みがスムーズ
きちんとEPSデータもフォルダわけされています。
こちらでも協力者の情報が少し書かれていますね。
自作素材では明らかに制作不可能な
海外のスタンプや切手が収録されてるのが嬉しいです(´ω`人)

▲わるいところ:
フォルダ分けされすぎてるというか…細かく分けすぎな気がする。
よいところと逆になるけど、透過する必要がないデータまでPNGなので
ややデータが重いです。
重くなるなら解像度あげてJPGにした方が良いような。




古い木の素材集(MdN)¥2,800-:

●収録内容:
全526点収録。
①オーソドックスな茶色やポップな赤いペンキを塗った木
②ペンキ剥がれや飛び散りなど、表情豊かな白い木
③黄色、緑、水色など、ニュアンスの違う様々な色の木
④2色のペンキを組み合わせた個性的な木の素材
⑤オイルやニスを塗って風合いを活かした木
⑥「サビ」や「キズ」の質感を活かしたメタルの素材
⑦手触り感のあるナチュラルなテイストの布素材
すべて300ppi。けどサイズはかなり大きめで長辺3661pixelほど。

★よいところ:
素材集の大御所、MdNが作っている本。収録されてる数は526点なのですが、
代わりにA4サイズの紙にテクスチャが張れてしまうというビックリな大きさ。
そのためDVD2枚組になっています。
本のタイトルは「古い木の素材集」だし、本をパッと見た感じ
それほど画像の大きさは強調していないのですが、
画像の大きさが一番の売りで特徴だと思います。
また、余白が映るデータに関してはPNGのみ、逆に映るデータはJPGのみなので
スムーズに取り込む事が出来ます。
あと8~9ページに記載されてる木の写真、実際に触れてみると質感があります。
(↑気のせいだったらゴメンね)

▲わるいところ:
クオリティが高過ぎるぶん、モチロン重たい。
ちなみに付属DVDの1枚目が4.19GB。 2枚目が4.23GBします。




古い紙素材集(SHOEISHA)¥2,600-:
●全307点収録。
①シンプルな紙(無地の紙。けどシワやシミが良い感じ)
②デコラティブな紙(文字、押し花、イラストのある古紙)
③印刷された紙(テキスト、模様入りの包装紙のような古紙)
④フレームのある紙
⑤小さな紙
全て350ppi。
★よいところ:
テクスチャにも使えそうな古紙がたくさん。
JPGファイルには切り抜きパスが付いているので簡単に透過する事が出来ます。
個人的に使い古して黄ばんでいるトランプがあったのがツボでした。
(フレーム付きの紙も雰囲気があって面白いです)
307つの素材で他の本と比べて数が少なく見えますが、
クオリティ、使い勝手はかなり良い方だと思います。
紙の内容が全て英語なので自作できない範囲の紙が沢山あって嬉しいです。

▲わるいところ:
特に悪い点は無かったのですが、欲を言うと
目次ページあたりで素材を使用した作品例が欲しかったかなぁ…。
先ほど紹介しました私の文具箱(SHOEISHA)の冒頭では
素材を使用した作品例がありまして、海外の絵本みたいで面白かったです。
肝心の素材データ自体には何一つ悪い点は見当たらなかったです。

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