イラスト 2008/11/03 来ぬ客を静かに待つ店 左が主人公アレス。右はまだ名前未定の女性。両方ともオリキャラ。 製作中のゲームに出現するキャラ、シチュエーションの一部です。 今回描いたイラストには「ホラー」、「記憶にだけ残ってる店」というキーワードが込められてます。 自分はホラーが大好きです。好きな理由は二つ。 一つ目は若者らしく過激な残酷な描写が好きだから(主に海外の映画など)。 二つ目は現実か空想かイマイチわからないから。 一般的にはホラーの幽霊とか怪物とかモンスターは架空の存在です。 しかし架空とは思えないものも…。例を挙げると 自分の家の近くの道路には道路のど真ん中に大きな石が置かれていてとても不自然です。 石が置かれている理由はどけようとする度に災難が起きたからだそうだ。 手塚治虫の漫画にもそんな話ありましたね。「陽炎」って話でしたっけ? (その漫画では空港に鳥居が ぽつんとあるって話でした。) 他にもマウンテンゴリラは正式に発見されるまではUMA(未確認生命物体)だったそうです。 ちなみに自分には金縛りの経験がありますがあれは絶対幽霊と関係無いと思う…。 実際どうなんでしょうね。幽霊とかモンスターとか…。 自分はホラーは少し怖く、ファンタジーな世界な気がします。 「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるさんの漫画なんか読んでたら一目瞭然なのでは? 実際昔のRPGにありがちなファンタジーな世界のエルフ、ゴブリン、ゴーレムなんかと 殆ど変わり無いんじゃないかと思ってます。 ホラーと言えば「新耳袋」って名前の多数の怪談が書かれた本があります。 小学校~中学の間に図書館で借りてよく読んでました。 自分が一番好きだったのは「くだんの母」の話と… 本全体が緑の新耳袋(何巻か忘れました)の最後の方に載ってた山奥の廃墟の話。 けど本に載ってた中で自分が実際に体験した話があります。 それは「適当に入った店がなかなか良い感じ。これから毎日行こう!」とか思ってたら… 次の日いくら探してもその店が無いんですよね。とてもステキな店だったのに…。 新耳袋では適当に入ったコーヒー店が忘れられず、次の日再びその店に行こうと探したら 無かった…という話でした。自分が見つけた店はこんな感じです。 自分は実際に店に入った訳ではないのですが見つけた店がとても変な店でした。 場所は住宅街の住宅と住宅の間。しかもかなり人通りの少ないところ。 当初見たとき「こんな所に客くるのか?」とか思ってました。 店の左右に縦長の大きな水槽があって水槽の下から空気がブクブク上がっていってました。 水槽は意外と掃除されていたのか凄い綺麗でなんか美術的にも見えました。 店の中を少し覗くと中で売っていたのはお酒のつまみっぽいお菓子ばかり。 その時自分は小学生だったのでお菓子を買いたかったのですがお金を持ってませんでした。 店全体的が凄い変な雰囲気でしたが自分は凄い気に入って次の日行ってみることにしました。 しかし次の日いくらその店を探しても無いのです。 かなり特徴的だったのですぐ見つかると思ったのですが…。結局あれ以来全く見ていません。 その店の付近を歩くたびにもう一度店を見たいなぁ…て思うのですが叶わない夢なんでしょうかね。 イラストではアレスが店の主人の女性と取引してる図(全然そう見えないか…)。 この女性実は普通じゃ無いんですね。以前このキャラ紹介した記事を見たらネタバレなんですが。 (イラストがホラーを題材にしている時点でネタバレなんですが…。) …自分があの記憶の片隅に残ってる家を見つけたのはゲーム好きの小学生の頃。 今は大学生になろうとしてる高校生でゲームクリエイター志願者。 「今でも鮮明に覚えている」と本当は言いたいのですが 気付かないうちに少しずつ年月が経って記憶が風化してるのかもしれません。 記憶からも完全に消えてしまう前にゲームと言う形で再び開店してほしいですね。