Illustrator 2013/12/26 Illustratorでのキャラクターを描き方 ワリマルでござーいー。 クリスマスも終わっちゃいましたね。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。 最近久しぶりにこのブログのアクセス解析を見たのですが 私が思ってる以上に人に見て頂いてたようでビックリしました(°ω°*人) あらためてご覧下さってありがとうございますだ。 そんな訳で今回はIllustratorでのキャラクターメインキングを書いていきます。 あくまで自己流でございます。 ※文章を追加&修正しました(2016年2月21日) ■手順1:体のパーツを大まかに配置 こんな感じ。左が実物で右はアウトラインです。 体のどのパーツをどこに配置するかをおおまかに設定します。 ここで色を決めてしまうと見え辛くなることもあるので あえて色は設定してません。あと、ポージングもここで決めてしまいます。 ポージングに関しては版権アニメのPanty&Stockingの資料画を参考にしてます。 ちなみに参考にしたのはパンティさん。 手はPOSEMANIACSさんの手ビューワを参考させていただきました。 楕円形ツール(ショートカットキー:L)や長方形ツール(M)で 大まかな形を作って、ダイレクト選択ツール(A)で形を整えて 自分の理想の形に近づけていくパターンがオススメです。 この事は後述しますが、とにかく楽に綺麗な形が出来ますよ。 ■手順2:目を描く 顔パーツをおおまかに決めます。 デフォルメの強いキャラクターなので目を大きくして やりすぎなほど位置を思いっきり下にしてます。 目の位置を下にするほど幼くて可愛らしい顔になります。 現実ではあり得ないけど目の下先が口の上先と並んでるのが好きですね。 ちなみに目は… こんなあんばいで出来てます。 上まぶたと下まぶたがあるのがポイント。 まぶたは白目と瞳を隠すために配置してるのですが 場合によってはCtrl+7(Macでは⌘+7)のクリッピングマスクを使っても いいのです。ただ、こちらはちょっと手間がかかりますけども。 ■手順3:生え際を描く 生え際の位置を決めます。 上の画像では線データになってますが実際は塗りとして使います。 生え際ゾーンを描く際はパスファインダーを使うと楽です。 これの「形状モード」のところね。 あと、目の位置をさらに下げました。 ■手順4:髪を描く 髪を描きます。こちらは細かい作業なので主にペンツールで描いてます。 アンカーポイントは出来る限り少ない方がキレイになります。 他にも以下の変更点があるだよ ・首、肩幅、腰が狭くなった ・右手が長くなった ・両足を左方向へずらした ・腰の位置を高くした 専門的な話ですが髪の毛を描く際にIllustratorのバージョンがCS5以上の人は 「可変線幅」を利用すると楽に髪の毛が描けます。 CS4以下の人は自分でブラシを作成するという手もありますね。 ■手順5:微調整 服の色をだいたい決めます。 足、髪を微調整。ほとんど変ってない……。 ■手順6:帽子を描く 帽子、ほっぺの赤みを追加。髪型を微調整 ほっぺの赤みはクリッピングマスク(Ctrl+7)を使ってます。 本来、ほっぺの赤みが目に被ってしまうのは 赤みを目の背面側に移動させれば大丈夫なのですが、今回は 下まぶたがあるので目の前面に配置する必要があります。 ■手順7: ブーツを追加。 ブーツを描く際には足を選択して「パスのオフセット」を使うと 結構簡単に描けます。 これね。 「パスのオフセット」はオブジェクトを選択してないと使えません。 ブーツを描く場合は足を選択しています。 他にも帽子の角度を微調整しました。 ■完成!: 陰影、光沢、帽子の位置などの微調整を行って完成です。 これらをPhotoshop用のPSDという拡張子のデータに書き出して 加工したりすることが多いです。 ■TIPS 線は基本的にペンツールより楕円形ツールか長方形ツールをメインに使います。 これね。 ペンツールを使わない理由は単純にこっちのツールの方が 楽だというのもありますが基本図形を崩していく描き方の方が 形が整い易いのでオススメです。ペンツールで1から形を作ろうとすると イビツな形になってても中々描いてる本人が気付けないことがあります。 ひょっとしたらデッサンが得意な人やアナログに慣れてる人は ペンツールでもイイかもしれませんが。 ■ボツ案: 男性っぽい服装を目指したものの断念。 可愛さを控えめにしてアーミーっぽさを強調するために ズボンにした。トップスがズボンと全然合わないので断念。